2017年02月23日 11:08

アボットは、Quadra Allure 両室ペースメーカ(CRT-P)MRI対応モデル(販売名:クアドラ アルーア MRI)に対する医療機器製造販売承認を取得し、日本で販売すると発表した。これによりQuadra Allure CRT-Pを使用する患者様の様々な疾患に対し、最大強度1.5テスラ(磁場強度の測定値)のMRIスキャン装置による全身撮像を実施できることになる。
本ペースメーカは、Quartet™ LVリードとともに使用するよう設計されており、4つの電極がペーシング極性に最大限の柔軟性を持たせ、心不全の管理を行う。この4極ペーシング技術は、心臓内の新たなペーシング極性を可能にし、以前の2極システムでは利用できなかった心不全を管理するための選択肢を提供する。
これまで提供されているCRTの機種と同様、SyncAV™ CRTソフトウェアにも対応しており、アボットの包括的なCRTポートフォリオをさらに進化させることができる。