2025年04月24日 20:18

クラダシは、規格外野菜や食品加工過程で発生する端材や残渣といった未利用素材を活用し、食の専門家とマッチングさせることで、新たな価値をもった商品を開発し販売する「THE GREEN TABLE」プロジェクトを始動する。
環境省の推計によると、令和4年度の日本国内の食品ロス発生量は約472万トンにのぼる。このうち、加工過程で生まれる食品残渣などの食品廃棄物は、年間で約1760万トンに及ぶとされており、その一部にはまだ食べられるにもかかわらず廃棄される「かくれフードロス」が存在している。
これまで、クラダシはソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を通じて、主に顕在化しているフードロスの削減に貢献してきた。このたび、フードサプライチェーンの上流で発生する「かくれフードロス」の課題を解決し、さらなるフードロス削減を推進するため、未利用素材を活用した商品の開発・販売を行う「THE GREEN TABLE」プロジェクトを始動する。
「THE GREEN TABLE」プロジェクトの第一弾として、 「かくれフードロス」素材を活用して、世界大会などで受賞した経験のあるパティシエの手によってこれまでにない唯一無二のスイーツを展開するブランド「GREEN DOLCE」をリリース。「GREEN DOLCE」第一回のテーマは、「お酒に関連する未利用素材」。2名のパティシエと共同開発したスイーツを、5月22日に数量限定で予約販売を開始する。