2025年04月23日 19:30

中日新聞社が運営し、自治体、メディア、企業が発信する地域情報が集約されたスマートフォンアプリ「Lorcle」(ロークル)に23日、東京都の5つの自治体が加わった。各自治体では、住民へのお知らせや災害情報などを伝えるツールとして活用していく。情報を得たい人は誰でも無料で利用できる。
参加したのは目黒区、世田谷区、渋谷区、足立区、江戸川区の5区。また港区と新宿区は、区は未参加だが、地元企業やメディアが参加するためサービスエリアとなる。これらの区以外の東京都民や関東他県の住民も、居住地を「東京都」や「関東」と設定すれば、アプリを利用できる。
「ロークル」は昨年4月に東海地方でスタート。参加自治体は増え続けており、東京都の自治体の参加で96に拡大した。100を超える企業・団体も参加している。新聞の地域ニュースと自治体・企業の情報が組み合わせて掲載されていく仕組みで、利用者は無料で各種の情報を見ることが可能。居住地だけでなく、関心がある別の地域の情報も受け取ることができる。
レジャー、グルメなどの話題を掲載するページやイベント情報を地図に表示したページ、プレゼントなどお得な情報を得られるページも。各自治体・企業は、それぞれのページに身近な出来事や、イベント・観光情報、手続き情報、災害などの緊急情報などを発信していく。 Lorcleのダウンロードはこちらから(スマートフォン専用アプリ)。