2025年04月18日 09:44

ゼロボードは、神奈川県と「県内事業者におけるCO2排出量見える化促進に向けた連携協定」を締結した。

同社「Zeroboard」は、GHG(温室効果ガス)排出量算定・開示・削減までを支援するソリューション。算定を入り口として、ユーザー企業の課題に合わせたGHG削減ソリューションを提供することで、企業の脱炭素経営を支援している。

神奈川県は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、2030年度までに県内の温室効果ガス排出量を2013年度比で50%削減することを目標としている。神奈川県のCO2排出量は約5677万トンで、産業部門(製造業、農林水産業、建設業等):31.8%、業務部門(サービス関連産業、公的機関等):15.8%で、これらを合わせた事業活動(産業・業務部門)による排出量は約47.6%となり、県全体の約半分を占めている(2022年度)。そのような背景から、デジタルの力を活用し、効率的に企業の脱炭素化を促進するべくシステム提供事業者との連携協定が結ばれた。

協定内容は、県内企業等へのCO2排出量管理システムの導入促進に向けた普及啓発に関すること(例:セミナーの開催、ホームページでの情報発信、等)、CO2排出量管理システムを通じて収集した県内企業等の温室効果ガス排出量等の情報の活用に関すること(例:業種別データ等を踏まえた支援策の検討、等)、CO2排出量管理システムを活用した事業活動温暖化対策計画書制度における計画書提出事業者の事務負担軽減に関すること(例:計画書制度の報告様式に適合したシステム改修、等)。

Zeroboard