2025年04月11日 09:58

古野電気は、簡易型クラウド遠隔監視カメラ「FWC」の販売を4月に開始した。

古野電気は、1948年に世界で初めて魚群探知機の実用化に成功して以来、舶用電子機器分野においてその独自の超音波技術と電子技術をもとに数々の世界初・日本初の商品を提供し続けてきた。そして今日、世界90カ国以上での販売体制を確立し、世界規模の舶用電子機器総合メーカーとしての確固たる地位とブランドを築いている。

「FWC」は、夜間撮影が可能なソーラー&バッテリー一体型の簡易型クラウド遠隔監視カメラ。河川やため池、不法投棄の監視など電源がない場所でも活用可能。ソーラー給電で内蔵バッテリーに蓄電を行い、少ない消費電力による動作で無日照でも7日間以上動作する。また、超高感度を実現し、暗い場所・夜間などこれまで鮮明に画像撮影できなかった状況下においてもフラッシュ無しで撮影可能だ。

配線不要のソーラーパネル一体型で、大がかりな設置工事が不要で容易に設置できるため、設置後すぐに使用したい場合や一定期間のみ使用する場合にも最適。ネットワークはLTEおよびWi-Fi HaLow(IEEE802.11ah)を使用しており、クラウドを使用した遠隔監視が行える。本製品は国土交通省 簡易型 河川監視カメラの仕様に準拠している。

販売時期は4月。

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