2025年04月10日 12:49

SEQSENSEは、チュウケイの協力・運用のもと、4月10日から「札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)」にて、自律移動型警備ロボット「SQ-2」の本格稼働を開始した。

SEQSENSEは「世界を変えない。」というミッションを掲げ、深刻化する働き手不足の解決策として、自律移動型ロボットの開発・製造・サービス提供を行っている。現在は「SQ-2」を中心にサービスを提供しており、2019年のローンチ以降、日本全国でロボットを導入し、警備現場での実績を重ねている。

「SQ-2」は、3次元センサー技術・自己位置推定アルゴリズム・リアルタイム経路計画アルゴリズムなど高度なテクノロジーを駆使することで生まれた自律移動型の警備ロボット。SEQSENSEはチュウケイ及び札幌市の協力により、2024年11月に「SQ-2」活用に向けた検証を行った。その結果、SQ-2導入の効果が認められたため、今回の本格導入に至った。

「SQ-2」は警備員の操作による臨時巡回や、スケジュール設定に基づく定時巡回に対応可能。指定されたポイント間を自律的に走行し、巡回が完了すると自動で充電ステーションに帰還して充電を行う。チカホでは通行可能時間の5時45分から24時30分の間、状況に応じて警備員に代わり「SQ-2」が巡回を行うことで、警備体制の強化に活用される。また、「SQ-2」はスケジュール機能を使用することで、決まった時間に立哨を行うことができる。チカホでは早朝・深夜の時間帯に通路内を監視することで、異常発生の迅速な発見に貢献する。

チュウケイ / SEQSENSE