2025年04月09日 16:03

ファミリーネット・ジャパン(FNJ)は、FNJが展開する高圧一括受電サービスを活用。集合住宅に設置された太陽光発電の電力をエコキュートで効率的に活用することで、自家消費を促進し、さらなる環境負荷低減を実現させる取り組みを開始する。
近年、エネルギー価格の高騰や環境配慮への意識が高まる中、住宅分野においても再生可能エネルギーを生み出す設備として太陽光発電の有用性が認知されている。一方、集合住宅においては太陽光発電により発電された電気の用途が共用部利用に限定されることや発電量が天候に左右されるため、設置された集合住宅内で消費しきれずに余剰が生じるなど、その効果は限定されることが課題に。
FNJは、一括受電事業などのエネルギーサービスを通じて蓄積してきた知見を活かし、マンション事業者などの関係者とともに、集合住宅全体での全量消費を可能にする容量算定の考え方とその活用方法について協議を進めてきた。
このたび、エコキュートを消費機器として追加することで、より大型の太陽光発電の設置が可能となった。さらに、グローバルで活躍しているエネルギーソリューション事業会社との連携により、集合住宅において発電された電気を最大限活用できる仕組みを構築。エコキュートの日中稼働の最適化やFNJのインターネットサービスと連動した新たな制御などにより、発電電力を有効に活用できるサービスを構築する。