2025年04月07日 12:48

チカクは、同社が開発し、NTTドコモが提供しているデジタル近居サービス「ちかく」が、国際的に権威のある「iF DESIGN AWARD 2025」を受賞した。
チカクはシニア・ファーストを掲げ、「高齢者も使える」ではなく、「高齢者が使える」プロダクトを追求しているエイジテック(高齢者向けテクノロジー)スタートアップ。
「ちかく」は、1人暮らしの高齢者の自宅のテレビにSIM内蔵の家型の専用端末を接続するだけで(Wi-Fi設定不要)、子どものスマートフォンとつながり、テレビの大画面を通して、顔を見ながら会話できるサービス。また、親の在室状況や起床・就寝などの生活リズムの変化を把握できる見守り機能も搭載している。親の見守りに際し、「見られている」「見ている」という心理的負担を軽減するプロダクトデザインや、リモコンのボタン1つで操作できる使いやすさも大きな特長だ。
ハノーバーを本拠地とするiF International Forum Designは、世界で最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体で、毎年優れたデザインを選出し「iF DESIGN AWARD」を授与している。今回は、66カ国・地域から集まった約1万1000件の応募デザインの中から、131名のデザイン専門家により厳正に審査・選定された。