2025年04月07日 12:41

つくるAIは、九州旅客鉄道(JR九州)へ、クラウドボリュームチェックサービス「つくるAI デべNAVI」の提供を開始した。

「デべNAVI」は、事業用地の仕入や査定における机上での一次検討が、ボリュームチェックから相場調査まで、ワンストップで行えるサービス。簡易ボリューム図の自動作成をはじめ、物件概要書の自動データ化、周辺成約事例の自動収集、営業活動の進捗管理、など、複数の機能で一次検討の効率化を実現する。「デべNAVI」を活用することで、営業マンの作業時間を削減し、その時間を人間にしかできない「商談」の時間に充てることができる。

JR九州の不動産・ホテルグループでは、不動産賃貸業(商業施設、オフィス、マンション等)、不動産販売業(分譲マンション)、駐車場の運営、シニア事業、ホテル業、複合観光施設の運営等を行っている。不動産の買取を円滑に進めるには、新規用地の検討段階で「どのような建物を建てられるのか」を迅速に把握することが不可欠。しかし、従来は建築の専門知識を持つ設計士へのヒアリングが必要であり、それが営業担当者の迅速な判断や複数案件の並行検討を妨げる要因となっていた。「デべNAVI」を活用することで、最短1分でボリュームチェックを自動作成できるため、スピーディーな意思決定と同時多案件の検討体制の構築が可能になる。さらに、賃料相場の表示機能を活用することで、物件の収益性分析や運用計画の策定を支援し、不動産取引の効率化と精度向上に大きく貢献すると期待されている。

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