2025年04月04日 12:43

Shippioは、貿易書類を自動で読み取りShippioクラウドサービスへ自動転記するAI-OCR機能を提供開始する。

Shippioは「国際物流を、アドバンストに」をビジョンに掲げ、貿易総合プラットフォームを構築し、国際物流領域のDXを推進している。Shippioは祖業である「Shippio Forwarding」でフォワーディング実務を担う中、多くの貿易書類を扱い、その処理作業の効率性について課題を感じていた。同様に顧客企業からも書類の転記工数削減に関する要望を多く受けたことから、AI-OCR機能の開発へ注力し、今回提供を開始する運びとなった。先行リリースとして、貿易プロセスにおいて最重要書類であるB/L(船荷証券)を対象に機能を提供する。

今回提供を開始するAI-OCR機能は、Shippioシステム上にアップロードされた貿易書類をAI-OCR技術で読み取り、Shippioシステムに自動転記できるもの。追加でOCRに読み込ませる作業なく、荷主企業と物流事業者間の書類授受および書類情報のデータ化を同時に実現できる。従来手入力で対応していたコンテナ番号、航路番号、B/L番号等の海上輸送貨物に関する情報を自動でShippioに登録可能となる。工数の削減はもちろん、手入力や目視によるミスの防止にも繋がる。

対象サービスは、荷主企業向け貿易業務SaaS「Shippio Cargo」、国際物流事業者向けSaaS「Shippio Works」。