2025年04月03日 12:47

シャペロンは、4月より新サービス「Shaperon資材審査AI(β版)」の提供を開始する。

シャペロンは、「製薬コンプライアンスをAIで支える」を掲げ、SaaSとAIを軸に製薬業界のDX推進を支援するスタートアップ。「Shaperon資材審査AI(β版)」は、製薬企業が活用するプロモーション資材を、AIによりテーブルデータ、グラフ、画像、テキストを解析し、自動で審査するソリューションだ。

製薬企業では、規制の厳格化とプロモーションのデジタル化が進む中、審査・モニタリングの厳格化と迅速な情報発信の両立が課題となっている。同社では最新のAI技術を活用した「Shaperon資材審査AI」を開発。本ソリューションを通じ、審査工数・コストの削減とプロモーションサイクルの高速化を支援する。

「Shaperon資材審査AI(β版)」では、審査対象のファイルを受領後、最短1営業日で指摘コメントを記載し納品。AIによるリスク判定は現時点で実用的なレベルに達しており、PoCを通じてその有効性を検証済み。開始当初は、講演会の演者スライドを中心に対応する。サービスの特徴は、多様な審査対象(テキストだけではなく、グラフ・テーブル・画像も解析可能)、実用的なリスク判定精度(講演会の演者スライドにおけるリスク検知精度はPoCを通じて検証済み)、迅速な納品(講演会の演者スライドでは依頼から最短1営業日で納品)。現在、複数の大手製薬メーカーとPoCを実施しており、さらなる精度向上と機能拡充に向けた開発・改善を進めている。

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