ATOMicaは、スタートアップと地域を繋ぐ複合施設「Key Site」を、3月27日に和歌山市内に開設した。「Key Site」は、紀陽銀行と、ATOMica、マネーフォワードグループのベンチャーキャピタルであるHIRAC FUNDの三社が企画・運営する複合施設。

施設内のコワーキングスペースはドロップインも可能なため、非会員でも気軽に使用可能。企業・個人事業主向けのレンタルオフィスは24時間365日自由に利用でき、法人登記も可能。広々とした開放感のある内装が特徴の施設が誕生した。

イベントスペースは、螺旋階段からの吹き抜け構造が開放的な空間。各種セミナーや講演会、ゲームイベントなど幅広い用途で利用できる。定員目安は椅子ありで30名程度、立式は50名程度。備え付けのプロジェクターや音響機器も利用可能。1Fからの誘導で一般客向けのイベントもでき、常設カフェと連携した食品の取り扱いなども可能となる。

カフェ「knotCAFE」ではコミュニティーマネージャーがコーヒーを提供。人と人をつなげ、利用者の交流を促す。コーヒードリンクは時間帯やその日の体調・予定などに合わせて、カフェイン量を選択することができる。

本施設のテーマは「Region Bridge（スタートアップと地域をつなぐ架け橋）」。本施設を介して、スタートアップ、起業家、学生、地場企業が相互に連携・交流し、地域経済の成長を促す場となるよう支援。和歌山地域経済の成長を目指す。