岩崎電気は、太陽光を電気エネルギーに変換して蓄電池に蓄え夜間照明に利用するLED太陽灯シリーズに「LED太陽灯レディオックエリアセレーネ」をラインアップ。4月1日より発売する。

「LED太陽灯レディオックエリアセレーネ」は、日常も災害時にも太陽光エネルギーのみを利用し点灯を可能とした街路灯。日本照明工業会が制定するJIL5510（屋外用非常灯及びソーラーライト技術基準）適合と、景観への調和に配慮したシンプルなデザインを両立した。

満充電時には1日当たり最長14時間点灯（全点灯6時間、50％点灯8時間：有効日照時間4時間地域）、蓄電容量は5日間分を確保している。AC100V出力タイプは、さらに非常用電源として携帯電話の充電などに活用できる。広域避難場所などの防災施設だけでなく、駅前や集合住宅・オフィスビルほかの周辺広場、学校などへの設置をおすすめする。施工が簡単で、配管・電線埋設工事が不要。独立電源で安心。災害発生時、停電の影響を受けず、夜間に照明点灯可能。電気代はゼロ。太陽光を電力に利用するため経済的だ。

岩崎電気では、近年の災害多発を背景に、屋外防災照明器具をさらに充実し、エリア防災による安全・安心な街づくりに貢献するために、地方自治体をはじめとしたエリア防災の普及に寄与していく。

希望小売価格は85万7000円（税抜）。AC100V出力タイプの希望小売価格は105万7000円（税抜）。4月1日より発売。受注生産品。