佐渡汽船、JR東日本、JALは、連携して佐渡島の観光誘致を目的としたキャンペーン「佐渡島、忘るべからず。」を、3月より開始する。本キャンペーンは佐渡島の観光振興を目的に、佐渡汽船、JR東日本、JALの3社に加え、佐渡市、新潟県とも連携、官民一体となって実施する。

2024年7月に「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録されたことを受け、佐渡は国内外から大きな注目を集め、観光客も増加傾向にある。しかしながら昨年夏の首都圏調査では、「金山・トキ・たらい舟・佐渡おけさ」といったニュースやパンフレットに取り上げられる情報以外は、ほとんど知られていないという結果が出た。

金山など以外にも、佐渡の豊かな自然や歴史、文化、食、アクティビティといった、知られていない魅力は数多く存在する。本キャンペーンではこうした情報を広く発信し、さらなる観光誘致につなげるため、民間企業と自治体が連携し、大規模なプロモーションを展開する。

現在検討・準備中の施策として、船舶、鉄道、航空、それぞれのメディアを活用した情報発信、ホームページ・SNSの活用など、まずは、佐渡のさまざまな魅力を広め、認知を高めていくことから始める。3月20日からは、首都圏を中心にTVCMの放映を開始。さらには大規模な屋外広告の展開や、YouTube広告の配信、機関紙での佐渡紹介、またキャンペーンに合わせたキックオフイベントなど、幅広い層に佐渡島の魅力を伝えていく。