この夏、ニューヨークと東京を拠点とする日本人折り紙アーティストのタローヤグチ（Taro Yaguchi）さんが、英国で行われる世界最大のフラワーショーに、ハチドリの折り紙作品を提供する。

RHSハンプトンコートパレス・ガーデンフェスティバルは、世界最大のフラワーショーで、1993年から毎年開催されている英国王立園芸協会（RHS） 主催のガーデンイベント。ロンドン中心部から約40分の距離にある歴史的なハンプトンコート宮殿の庭園で開催され、毎年約12万人以上の来場者を迎える。

7月1日～6日 に開催される本イベントでは、「For the Love of Lamiaceae（シソ科植物への愛）」と題された特別展示の一環として、庭園デザイナーの Shadwell Williams Design Studio および Price Adams Studio に協力。100羽の耐水性折り紙ハチドリを制作する。

この展示では、花粉媒介者（ポリネーター）とシソ科植物（SalviaやMonardaなど）の進化的な関係 に焦点を当て、ハチドリが好む赤やオレンジの蜜源植物を植栽した庭園を再現。矢口太郎さんがデザインした等身大の折り紙ハチドリ は、それぞれ異なる翼のポーズを持ち、花の間を飛び交うハチドリの姿をリアルに表現する。また、庭園の楕円形と曲線のデザイン は、ハチドリの優雅な飛行パターンをモチーフにしている。詳しくはこちら。