2025年03月24日 12:24

やさいバス食堂は、地域の多様なプレイヤーをつなぎ、持続可能な「食」と「ビジネス」を支援する新たな拠点「やさいバス食堂 1号店」を今春、掛川駅北口前にオープンする。

日本では少子高齢化が進行し、特に地方においては食農産業の担い手不足が深刻な問題となっている。さらに、消費者の食への関心低下や仕事としての魅力不足から、地域の食文化の持続可能性にもネガティブな影響が広がっている。やさいバス食堂は、農家と消費者だけでなく、地域の多様なプレイヤーを結びつけ、食とビジネスを通じた新たな可能性を生み出すことで、食農産業と地域経済の活性、延いては地方創生に貢献する。同食堂は、「飲食店の枠を超えたコワーキングスペース」「地域の起業家やスタートアップ企業を支援するインキュベーション拠点」「地域の未来を創るイノベーション拠点」という、3つの機能を実装した「地域の社員食堂」だ。

フードエリアでは、静岡県産の新鮮な野菜や肉、魚を使い、健康的でおいしい食事を提供。ビジネスエリアでは、地域の多様なプレイヤーが集い、新たなアイディアやコラボレーションを生み出す場を提供する。また、地域企業や大学関係者によるセミナーや創業支援プログラムの提供、地場食材を活用した料理教室、ネットワーキングイベント、その他、地域を活性化する様々な取り組みをおこなう。さらに、スキルや想いを生かす機会と場を得られない、地域の女性人財のライフステージの変化に寄り添い、多様な働き方を実現できる環境を提供する。