2025年03月24日 09:50

をくだ屋技研は、環境に配慮した新しい運搬機器「パステルシリーズ」の第一弾として、「環境配慮キャッチパレットトラック」を発売する。

創立90周年を迎えるをくだ屋技研は、油圧ポンプをベースにしたハンドリフトの分野で多くの顧客から支持され、業界のフロントランナーとして社会の発展にささやかな貢献をしてきた。

「環境配慮キャッチパレットトラック」は、従来の作動油に代わり、海洋汚染の低減とCO2排出削減に寄与する「水系制御液」を採用し、持続可能な物流機器として開発された。「水系制御液」は従来のオイルとは異なり、約70%が水で構成されており、環境負荷を大幅に低減する。万が一、液漏れが発生した場合でも海洋汚染を最小限に抑え、環境保護に貢献する。また、オイルに比べて製造および使用時のCO2排出量が少なく、カーボンニュートラルの推進にも寄与する。さらに、「水系制御液」は不燃性であり、人や動物に対する安全性が高いことが確認されている。衛生的で清潔な特性を持ち、廃棄も容易であるため、作業現場の安全性向上にも貢献。極低温環境下でも安定した性能を発揮し、幅広い使用条件に対応可能だ。

今後は、「水系制御液」を搭載した製品ラインナップをさらに拡充し、環境負荷低減を追求していく。SDGsおよびカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速させ、持続可能な未来の実現に貢献する。

環境配慮キャッチパレットトラック