2025年03月19日 09:02

丸楽紙業は3月1日から、2024年11月に開始して高い反響のあった、機密文書のシュレッダー処理サービス「らくらく破壊ボックス」の受け付けサイズを1種類から3種類に拡充した。
文書のデジタル化は進んでいるが、台本の転売が起こったりと紙媒体情報の漏えい問題も根強く残っている。より利便性が高く、安心安全な処理方法を提供するのが狙いだ。
用途ごとに割安価格で提供。3種類の大きさと価格は、120サイズ:3300円(税込)、110サイズ:2200円(税込)、77サイズ:1100円(税込)。ファイルやクリップなどの仕分けは不要。専用ダンボールを購入後、入れるだけ。1箱から受け付ける。丸楽紙業は個人情報保護体制の認定制度を取得。回収から破砕まで全て自社の社員と工場で完結させます。破砕証明書を発行し、安心安全を担保する。
紙販売事業を展開する丸楽紙業は、紙の再資源化で国連の持続可能な開発目標(SDGs)に貢献しようと、2017年から紙の配達時に使用済み紙資源の回収を開始。回収時に機密文書の処分に関する相談を受けていたのを踏まえ、2021年から破砕サービスを始めた。さらに利便性や制度化を求める声があり、2024年11月から「らくらく破壊ボックス」をスタート。プロトタイプとして専用ダンボール120サイズ(3辺の合計が約120センチ)で展開したところ、ダンボールの追加発注が必要になる反響があり、用途に応じて使い分けてもらえるようサイズを拡充した。