2025年03月14日 19:10

「ABEMA(アベマ)」は、大相撲三月場所の開催にあわせ、「データで見る大相撲」として歴代横綱のデータを分析、特に直近10人の横綱と新横綱・豊昇龍関の比較を公開した。

「ABEMA」はテレビのイノベーションを目指し「新しい未来のテレビ」として展開する動画配信事業。登録は不要で、多彩なジャンルの約25チャンネルを24時間365日放送している。

豊昇龍関は、身長188cmと歴代横綱の中で平均的なサイズながら、体重149kgと比較的軽量。これは、直近10人の横綱と比較しても軽めであり、より動きのある柔軟な取り口を得意とする体格。そのため、がっちり組んで寄り切る相撲よりも、投げ技や動きを活かした勝負が多く見られるのが特徴だ。実際に決まり手の割合を見ても、寄り切り(21.0%)が最も多いものの、下手投げ(9.4%)、上手投げ(9.1%)など投げ技も頻繁に繰り出している結果に。

また、幕内勝率は62.0%と過去の横綱とほぼ同水準。横綱昇進時の年齢は25歳で、歴代のデータでは平均的だが、直近4人の横綱と比較すると若く、今後さらなる成長も期待される。さらに、興味深い点として、直近7人の横綱のうち、豊昇龍関を含む6人がモンゴル出身であることも改めて注目だ。こうした背景もあり、豊昇龍関が今後どのような横綱像を築いていくのか、そして体重の軽さを補うどのような相撲を見せていくのか、今後の取組に期待が高まる。

「ABEMA大相撲2025三月場所」は3月9日~23日放送。

放送はこちらから