2025年03月12日 12:02

TECO Designは、福利厚生の一環としてドナー休暇制度を導入した。

同社は、「テクノロジーを届け、世界を変える」をミッションに、企業のバックオフィス業務を支援するサービスを提供している。主力事業であるクラウドシステムの導入支援においては、これまでに1000社以上へ支援を実施。業界トップクラスの実績を誇る。

近年、健康経営の側面から、骨髄等移植における「ドナー休暇制度」が注目を集めている。ドナー休暇制度とは、企業に属するドナー登録者が実際にドナー候補となった際、移植のために必要な通院・入院を気兼ねなく行えるよう、日本骨髄バンクが普及を進める取り組み。血液疾患などで骨髄の移植を待つ患者の数は、毎年2000人近くにものぼる。しかし、ドナー候補者の43%は仕事都合で骨髄提供を断念しているのが実情だ。企業がドナー休暇制度を導入することで、骨髄提供に必要な時間を確保するハードルを下げ、より多くのいのちをつなぐ環境作りの後押しに繋がる。

同社では、実際にドナー登録をしている従業員からの提案を受け、骨髄提供時に使用する上限12日のドナー休暇を制定。有給休暇とは異なる特別休暇として、「骨髄提供前説明」「確認検査」「最終同意」「術前検診」「採取準備(通院)」「採取(入院)」のシーンで取得することが可能。また、休暇を取得する際に円滑に業務を引き継ぐことができるよう、会社としてサポート。本制度を通して、ドナー登録などの従業員の社会貢献活動を支援する。

TECO Design