2025年03月07日 09:41

カヤックが運営する移住・関係人口促進のためのマッチングサービス「SMOUT(スマウト)」は、3月6日、LINEとのアカウント連携機能を公開した。
2018年6月にサービスを開始した「SMOUT」は、約7年の間に国内最大級の移住・関係人口創出サービスに成長し、3月には累計ユーザー数6万8000人を突破。「SMOUT」を利用する累計地域数は1100地域を超え、地域が発信するプロジェクト数は1万6500以上にのぼる。
「SMOUT」では、地域おこし協力隊や地域企業での就業をはじめとした「求人募集」、お試し移住・ツアーや移住相談セミナーといった「イベント」、地域紹介や移住者レポートなどの「読みもの」まで、多岐にわたるプロジェクトが発信されている。これにより、移住のみならず仕事や体験など、幅広い形で関係人口の創出を支援してきた。
しかし、多種多様な情報がある一方、ユーザーが「自分の希望に合ったプロジェクトを見つけにくい」「スカウトが届いても気づかない」といった課題の声が上がっていた。これまではメールを通じて定期的に情報を届けていたが、日常的に利用するLINEを活用することで、より手軽に、リアルタイムで地域の情報を受け取ることが可能になった。さらに、「SMOUT」にユーザー登録をしていない人でも、LINEの「SMOUT」公式アカウントを「友だち登録」することで、定期的に地域の情報を受け取ることができるため、より多くの人が気軽に地域とつながる機会を得られるようになる。