佐賀県で「有田焼カレー」を展開するプレアデスに、デイブレイクの特殊冷凍機「アートロックフリーザー」が導入された。

「有田焼カレー」は、地元の素材にこだわった本格焼きカレーが有田焼に盛り付けられ、伝統工芸と食の融合によって生み出された全国初のカレー弁当。2008年には「全国駅弁大会」日本一を受賞。お取り寄せのニーズが広がり、通販事業を展開した。

「有田焼カレー」は、以前から冷凍商品を販売していたが、ごはんのパサつきや白蝋化が生じ、本来の美味しさを届けられない課題に直面。「有田焼の器で提供するのだから、味も最高の状態で届けたい」という思いから、「アートロックフリーザー」を導入。これまでの冷凍商品よりもさらに美味しく、器の魅力と共に届けられる新しい冷凍「有田焼カレー」を開発した。

「アートロックフリーザー」は、デイブレイクの食材研究データを踏襲し、独自に開発した特殊冷凍機。急速かつ均一に凍結することで氷結晶が小さく生成され、細胞の損傷を減らし、うまみ成分の流出を防ぐ。さらに、冷風の循環に技術が加わり、食品に与えるダメージを低減。素材本来の風味や食感を保ち、調理済みの食品も、できたての味を再現する。

「アートロックフリーザー」の冷凍技術でリニューアルした新しい冷凍「有田焼カレー」は、春頃から通販で販売を始める予定。また、通販に限らずスーパーや飲食店への業務用卸も拡大。保存期間の長さと長距離配送ができる冷凍の特性を活かして、日本全国へできたて品質の「有田焼カレー」を届ける。