2025年02月17日 19:26

Terra Drone(テラドローン)は、高機能な測深能力を持つ最新のグリーンレーザ「YellowScan Navigator」を活用した計測サービスの提供を開始した。

近年、河川や湖沼、沿岸部の地形測量では、水深や地形の変化のより詳細なデータの取得が求められている。しかし、従来のドローンを活用しない測量方法では、人が水中に入ったり船を出す必要があったり、効率性や安全性に課題があった。こうした流れの中で注目されているのがドローン搭載型のグリーンレーザ。

グリーンレーザは、水中でも屈折しながら光が届く特性を持つため、浅瀬の水底地形や湿潤地を効率的に測量することができる。さらに、3次元データを活用することで、地形の詳細データを取得することが可能。のような状況下において、テラドローンは、最新のグリーンレーザ「YellowScan Navigator」の活用を決定した。これにより、より深い水域でのデータ取得が可能になった。

「YellowScan Navigator」 は、高い測深能力を持つグリーンレーザであり、より深い水域での測量ができる画期的な製品。従来、同等のスペックを持つ製品は大型のものが主流だったが、「YellowScan Navigator」 は高性能を維持しながらもコンパクトな設計。その優れた操作性により、これまで困難だった環境での測量が可能になった。テラドローンではこれを活用した河川・湖沼・沿岸部などの地形測量サービスを提供していく。