2025年02月06日 15:46

ウッドフレンズは、自社開発したオリジナル木製サッシ「WINDOW WOOD」の発展型として、アルミクラッド構造を用いた木製サッシの開発を不二サッシと共同で開始した。

ウッドフレンズは、1982年設立以来、商品・会社・社会が美しくあるという企業理念「より美しく」のもと、これまでに約1万4000戸の住宅を供給。グループ事業としてゴルフ場運営、ホテル運営、指定管理なども展開。自社集成材工場を起点として、林業から住宅の販売まで一貫した製造小売の体制の実現を目指している。

同社はオリジナル木製サッシ「WINDOW WOOD」を自社開発しており、兼ねてよりアルミクラッド構造の製品検討をしていた。そこで、アルミ押出技術とサッシ業界のノウハウをもつ不二サッシの技術を加え、共同で新たな木製サッシを開発することとなった。同社グループ会社のフォレストノートも含め、各社がもつ技術と知見をもって、一般市場に展開していくことを目指している。

アルミクラッド構造の木製サッシとは、サッシの内側は木材の現しとなっており、外側はアルミ外装材でカバーをされたもの。アルミでカバーをすることで、木の耐候性を補完しつつ、木のもつ断熱性や風合いといったメリットはそのままに、一般的な木製窓よりも塗装の塗り直しが少ない商品となる。

今後の商品化予定としては、戸建住宅はもちろんのこと、集合住宅での利用も視野に入れている。詳しい発売時期に関しては未定だが、2025年度内には発売する予定だ。

ウッドフレンズ