2025年01月29日 19:40

エアモビリティは、中古ドローンの売買に特化したマーケットプレイス「AeroUsed」を1月29日にオープンした。
ここ数年ドローン市場の拡大が急速に進んでいる。国土交通省の発表によれば、昨年度の新規ドローン登録台数は約5万台となり、これに伴い累積登録台数も増加。日本国内においてドローンの国家資格取得者も増え、従来専門性の高かったドローンの操縦者層はかなりすそ野も広がってきている。今後ますますドローン市場が拡大するためには、消費者が容易にドローンを手に入れることができる中古ドローンのマーケットプレイスが必要になる。
「AeroUsed」では、旧型在庫を抱えているドローンメーカーや家電量販店等から出品してもらうことで、新古品などの掘り出し物を購入することも可能。また専用銀行口座の導入により、商品代金を支払ったにもかかわらず、商品が届かないといったリスクを削減する。出品者に対する評価レビューも閲覧が可能。今後は中古機体の査定機能を実装予定。
現時点で、中古ドローン専門のマーケットプレイスは存在しない(同社調べ)。そこで、今回同社が提供する「AeroUsed」を日本初 の中古ドローン専用マーケットプレイスとして有効活用してほしいと考える。中古ドローン市場は、同社想定で2027年には5万台を超える見通し。同社は、「AeroUsed」を通して、中古ドローン市場の5%(2500台/年)の取扱いを目指す。