アサヒビールは、「ひとり家飲み」に新たな価値を提供する没入型体験アプリ「Vision Brew Journey」（ビジョン ブリュー ジャーニー）を、技術パートナーであるOnePlanetと開発した。事業展開を目指し、2月7日～11日に渋谷で開催されるXRアート/カルチャーの祭典「NEWVIEW FEST 2024」での体験会を実施する。

「Vision Brew Journey」は高度なAR/VR技術と空間オーディオを活かしたApple Vision Pro専用アプリ。Apple Vision Proを装着し、アプリを起動すると、森の中の風景やたき火などを本物のように再現した空間が展開。高精度な映像と高音質な演出音によりまるでキャンプに来たかのような没入体験ができる。

キャンプは、観光地や非現実的な風景ではなく、「少し手が届きそうだけど実現しにくい身近な非日常」をコンセプトに選定した。視線操作のため手元が自由に使えることに加え、手元を確認できる機能が装備されており、Apple Vision Proを装着したまま飲食が可能。今後は様々なシチュエーションを開発予定。例えば、昭和レトロな居酒屋、都会の夜景や海辺のリゾート、暖炉のある部屋など、より多彩な「ひとり家飲み」空間を提案し、新しい消費体験の幅を広げていく。

テスト展開では「NEWVIEW」を含めて、25年内にApp Storeで販売しアプリの受容性を測る。