2025年01月20日 12:27

大阪工業大学は、3月8日、枚方キャンパスで大規模実証実験施設「DXフィールド」のオープニングイベントを開催する。
「DXフィールド」は、国内最大級のスマートモビリティサービスによる大実験空間(約W30×D40×H20m)で、革新的な技術の誕生を見据えたさまざまな実証実験が可能になる。同施設は、DX(デジタルトランスフォーメーション:ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる)の実現に必要なAI、IoT、CPS、データサイエンス、ICT、仮想空間技術、サイバーセキュリティなどの多種多様なデジタル技術に関する実証実験を行う。天候に左右されずに多数のドローンの飛行やロボットが動き回ることができる屋内実験空間となっており、物流、農業、防災分野などにおけるAIやソフトウェアで制御されたドローンやロボットの社会応用実験、大規模なXRシステムの研究開発を可能にする。同キャンパスに拠点をおく情報科学部は、この新たな教育・研究拠点「DXフィールド」を活用して、豊かな社会と明るい未来を叶える次世代の実践的な情報プロフェッショナル人材を育成する。
オープニングイベントでは、プロ操縦者によるドローン飛行デモや空飛ぶクルマ(eVTOL)シミュレータによる災害救助のVR体験紹介など同学の教育・研究活動のデモンストレーションを行うほか、中高生を対象としたドローンプログラミング体験会も実施予定だ。