2025年01月09日 15:47

博報堂と博報堂プロダクツによる販売現場の課題解決ソリューション開発チーム「gmove」は、AIによる対面商談の評価や商談内容をまとめた商談メモの自動作成アプリを開発した。
自動車ディーラー・不動産販売店・金融機関営業所をはじめとした多くの業種業態では、対面商談において様々な課題を抱えている。そのような状況を受けてgmoveがこれまで開発してきた「オンライン接客ロープレサービス」等で収集した顧客接点領域の知見・データと、博報堂DYホールディングス独自のAI技術によって、対面商談の課題を解決し業務を更に効率化するアプリを開発した。活用している技術は、博報堂DYホールディングスの人間中心のAI技術の先端研究開発を行うHCAIおよび研究開発組織MTCが研究開発しているAIを活用した音声解析システム「CONOOTO」技術を商用化したものとなる。
商談に利用しているタブレット端末に本アプリをインストールし商談を録音すると、AIによって分析・評価され、商談力や成長の可視化および均質な評価が可能になり、スタッフの適切な育成にも繋がる。さらに誰と誰がいつどのようなテーマで商談したかの記録や、スタッフ用・顧客用の商談メモの自動作成が可能になることにより、業務効率化や営業機会獲得向上も期待できる。今後さまざまな企業と連携して実証実験を進め、2025年春の正式リリースを目指す。また、本アプリに関連した無料オンラインセミナーを1月30日に開催する。