2025年01月07日 19:06

大阪府池田市とマーケットエンタープライズは、1月7日、地域社会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートする。
池田市では、リユース推進に関する取組を積極的に進めてきた。しかしながら、粗大ごみとして出される不要品の中にはリユース可能なものが多く含まれ、ごみ処理費用の増加に課題を抱えている。他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、官民の垣根を超えたSDGsへの取組に注力してきた。そうした中で、マーケットエンタープライズが池田市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、マーケットエンタープライズが展開するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いた今回の取組が実現した。
「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し、運び出しまで対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになる。加えて、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も、まだ使えるものであれば買取できる可能性があり、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となる。なお、市民のサービス利用はもちろん、市の費用負担もない。
1月7日15時30分に池田市ホームページ内へ「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能となる。