2025年01月06日 19:01

ハピスマは、「第76回全国カレンダー展」の第1部門で「日本印刷産業連合会会長賞」と「金賞」を初めて受賞した。

アンリツの特例子会社であるハピスマは、「さまざまな人がいて会社が成り立っている」会社を目指し、2021年9月に設立した。障がいをもつ人たちが中心となって、社名の由来である「ハッピー」&「スマイル」な職場作りを目指している。現在の主な業務は贈答用石鹸の製造、オリジナルカレンダーの制作、清掃作業。

全国カレンダー展は「企業の文化的メッセージを伝えるコミュニケーション手段」「人々の生活空間に潤いを与える印刷媒体」と言われるカレンダーの、印刷技術や企画・デザイン力あるいは機能性や実用性に優れた作品を顕彰するコンクールだ(主催:日本印刷産業連合会・産経新聞社)。第1部門は、B to B向け企業カレンダー(企業・団体に配布するカレンダー)が対象となる。

ハピスマは、絵心のある社員が多く在籍していることから、2023年から6回にわたりアートワークの出前授業を受講してきた。社員たちが2024年の授業で描いた創作物を「アート作品」としてまとめたものが、本カレンダーだ。ハピスマが全国カレンダー展に応募するのは、今回が初めてとなる。ハピスマは、今後も社員が活き活きと明るく活躍できる職場環境を作りながら、顧客に喜んでもらえるオリジナル商品の開発に取り組んでいく。

全国カレンダー展 / ハピスマ