2025年01月06日 15:33

AIメディカルサービス(AIM)のAI医療機器「内視鏡画像診断支援ソフトウェア gastroAI-model G」が、日本経済新聞社の「2024年日経優秀製品・サービス賞 スタートアップ部門賞」を受賞した。

「日経優秀製品・サービス賞」は毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもの。1982年に「日経・年間優秀製品賞」として始まり、1987年(第6回)から現在の名称に変更、今回で43回目を迎える。ノミネートは公募によらず、日経が独自に候補となる製品・サービスを選定し、秋の本審査委員会で約40点の受賞製品・サービスを決定している。

「gastroAI-model G」は、内視鏡検査中に肉眼的特徴から生検等追加検査を検討すべき病変候補を検出し、医師の診断補助を行うソフトウェア。内視鏡システムの内視鏡ビデオ画像プロセッサから汎用コンピュータに入力された病変候補画像を基に、肉眼的特徴から生検等追加検査を検討すべき病変候補である可能性を推定。また、本ソフトウェアが生検等追加検査を検討すべき病変候補の可能性があると推定した場合、内視鏡表示エリア内に矩形表示により医師に注意喚起及び診断補助を行う。

「早期がんの発見に寄与する技術であることや、オリンパスや富士フイルムと両方の製品に対応しており、幅広い適用ができる点」が評価された。「日経優秀製品・サービス賞」特集ページはこちら