2024年12月24日 15:40

ネットシスジャパンが提供している宿泊施設の利便性を向上させるスマホソリューション「Core Guide」は、新たに通話機能を実装。同サービスを通じて、宿泊客は館内どこからでもフロントへの通話が可能となる。

ホテルや旅館の運営には様々なコストがかかるが、その一つが室内に設置された内線電話。内線電話は故障時の対応や設置場所の制限など、思わぬ手間やコストがかかり、施設運営において負担となることがある。また、チェックインやチェックアウト時などフロントが多忙な時間帯に電話が集中すると、スタッフの負担も過大なものとなる。「内線電話のコストを最適化したい」、「フロントスタッフの業務負担を軽減したい」といった声が宿泊施設から多数寄せられたことで、本機能の開発、実装に至った。

また今回、実装された通話機能に関しては音声録音機能が搭載されており、フロントに寄せられた宿泊客のコメントを集計・分析、フィードバックを行う仕組みを開発している。来春以降は特定の質問に対して自動応答を行うAIチャットボットの実装を予定しており、一層の利便性向上を図る。

「Core Guide」は、館内のレストランや浴場の混雑状況など、宿泊客が知りたい情報を網羅しており、宿泊客は自分自身で疑問を解消でき、問い合わせ数の削減、スタッフの業務負担軽減に貢献。さらに、PMSやTVソリューションとの連動により、清掃管理機能が利用可能。清掃スタッフの業務効率化も推進する。