2024年12月23日 09:57

バケットは、同社が運営するお城ファン専用SNSアプリ「デジタル城下町」で、100城での展開を達成した。
「デジタル城下町プロジェクト」は、バケットが電算システム等と連携して展開するWeb3型地域創生プロジェクトの総称。具体的には、全国の城郭を持つ自治体等と連携し、各お城で限定1万枚の「デジタル城下町民証」を発行。お城ファンを中心とする最大1万人に城下町民証を配布し、専用SNSアプリ「デジタル城下町」でオンラインコミュニティを形成する。アプリは全国200城の訪問(登城)記録を残せる機能、「城活」を報告できる機能などを備えており、お城ファンが気軽にコミュニケーションを楽しめる場となっている。城下町民証には4つのグレードがあり、登城またはプロジェクトへの支援時に城下町民証をグレードアップすることが可能。城下町民証は複数枚保有することができるため、御城印を集めるようにコレクションできることも、お城ファンにとって大きな魅力となる。
「デジタル城下町」は2023年12月の開始から1年で、国宝五城を含む100城での展開を達成。今後は、「デジタル城下町プロジェクト」に参加する自治体が、地域のイベント情報などをコミュニティに対して無料で発信できる機能を追加予定(現在開発中)。全国のお城ファンで構成されるコミュニティへ効率的に情報を届けることで、地域の歴史文化・自然・観光資源の「ファン」を増やし、地域活性化に寄与するプラットフォームを目指している。