2024年12月10日 15:28

REAは、別府市タクシー協会と、12月13日より別府市での日本版ライドシェアサービスを開始する。

別府市ライドシェアサービスは、市内のタクシー会社8事業者が運行を管理し、使われていないタクシー車両を一般のドライバーが運転をするという形のサービス。金、土曜日の夕方から翌朝にかけては繁華街エリアで、月~金曜日の夕方から翌朝にかけては北部エリア(亀川・上人地区)から別府市内へ運行。市内のタクシーが不足している地域、曜日、時間帯の需要に応える。

別府市では繁華街地域の週末の夕方~夜間の移動需要が公共交通の供給を上回る状況が続いており、利用者の移動手段の確保が課題となっていた。また、市内北部地域(亀川・上人地区)では、平日の夕方~夜間の公共交通が不足している。これらの状況を改善するために、繁華街、北部地域それぞれを起点とするライドシェアサービスを提供する。

利用者はアプリから車両の手配をし、アプリ上に表示された事前確定運賃をドライバーに支払うという流れになる。車両手配に用いるアプリは、REAが開発・提供している「Noruuu-Ride」をベースに構築をした、ライドシェア専用アプリ「別府市ライドシェアアプリ」。本アプリはタクシー・ライドシェア配車アプリとして既に日本全国各地で利用されており、AIが利用者により早く車両を届けるように計算し、スムーズな車両予約体験を実現している。