2024年11月08日 15:55

スタートアップのiHistoryは、「京都モダン建築祭2024」の参加建築情報を公式デジタルMap化し、公開した。

京都モダン建築祭は、京都に現存する魅力的なモダン建築を一斉公開するプロジェクト。2022年に、文化庁京都移転記念事業として、京都モダン建築祭実行委員会と京都市の共催でスタートした。建築一斉公開イベントでは全国でも珍しい有料パスポート方式を初めて導入し、パスポート公開とガイドツアーを主なプログラムとして実施。会期中、モダン建築に関するさまざまな催しが京都市内各所で一斉に行われる。

このたび同社はiHistory Inc.のオンラインMAPサービス「PointMap+」を使い、京都モダン建築祭の、「パスポート公開」に登録された建築物をまとめた公式デジタルMAP(前期と後期2種)を共同制作した。

モダン建築祭のパスポート公開の建築物は、通常非公開のところ、期間中特別に開かれ、パスポート購入者は内部を自由に見学することができる。この公開建築巡りの際に「PointMap+」上の公式MAPを閲覧すると、建造物同士の位置関係や、GPSを使った現在地の確認だけでなく、建築ごとに異なる公開日程・時間・撮影可否などの諸条件を一覧で見ることが出来る。また、MAPに登録された複数枚の写真から、巡る場所を選んだり、紹介文や、簡単にアクセスできるリンク先の詳細情報を知ることで、建造物の理解をより深めることも出来る。