2024年10月31日 16:12

アバターダイニングラボ(ADL)、ワタミ、およびDFA Roboticsは、完全リモートでのホールスタッフによる接客の実証実験の第二弾を11月1日より開始する。

これは、外食業界で日本初となる、アバターと配膳ロボットを連携させた完全リモートでのホールスタッフとしての接客実験。アバターシステム×配膳ロボットの連携により、まるで店舗にいるかのように店内を動きながら接客し、注文受注や商品のおすすめ、料理の配膳や下膳も可能となった。より効率的かつきめ細やかなサービスを実現する。

今年7月から8月にかけて実施した初回の実証実験では、「アバターとの会話が楽しかった」「まるで店員さんが目の前にいるような感覚だった」といった声が多数寄せられた。実証結果として、アバター1名で約20テーブルの接客が可能となり、客単価が約3%向上するといった成果も。

今回の実験では、これらの成果を踏まえ、アバターと配膳ロボットを連携させることで、より効率的でパーソナライズされたサービスの提供を目指す。将来的には、多言語対応や専門知識を活かした高度な接客など、よりパーソナライズされたサービスを提供し、顧客満足度の向上に貢献していく予定。さらに、リモートワークの普及に伴い、時間や場所に縛られない働き方を求める人々の新たな雇用機会を創出することで、社会全体の活性化にも寄与してゆくべく開発を進める。