2024年10月25日 15:38

地域密着型コワーキングサロン「SLOTH JINNAN」は、渋谷エリアで展開している「幻の銘茶『渋谷茶』復活プロジェクト」vol.1を始動した。このプロジェクトは、渋谷ブランドを新たに創造し、地域の魅力を世界に発信することを目指すもので、特に「渋谷茶」を通じ新しいお土産や体験コンテンツの開発に取り組んでいる。地域と密接に関わりながら、渋谷の歴史と文化を再び形にする試みは、多くの関心を集めている。
かつて、渋谷にはお茶の畑が広がっていた。それは「渋谷茶」と呼ばれ、原宿村、宮益町、代々木村、幡ヶ谷村、代官山エリアまで広がっており、約200~300ヘクタールの広大なお茶畑だったという。渋谷のスクランブル交差点には「梅原園」という大きなお茶屋さんもあり、盛況な商いが行われていたが、いつしか時代と共に消えて行った。
そんな渋谷茶が2018年に鍋島松濤公園にて、現存していた「渋谷茶」の4本の苗木が発見され、現在培養されている。そして2024年、渋谷茶のあらたなストーリーが、はじまりの最初の場所としてスタートしていく。
本プロジェクトの一環として、10月23日に「SLOTH TERRACE」にて秋蒔きのイベントを開催した。地域の人々と共に、未来の渋谷の文化を育むために、地域の人々にもこの取り組みを知って欲しいと期待する。詳しくはこちら。