2024年10月17日 13:02

アクセリアは、温度センシングデバイス「TempGazer」サービスを開発、リリースした。

国内の産業では、農業を中心に人員不足や将来の担い手の減少などが作物の安定供給へ影響するなど深刻な課題となっている。同社では単なる農業IoTプラットフォームの提供だけでなく、多くの課題解決や自動化、省力化、DX推進に寄与し、産業の継続や発展に貢献することを目的とした「FarmGazerシリーズ」の開発を続けてきた。

この度、温度センシングを中心としたサービス、温度センシングデバイス「TempGazer」を開発した。本サービスでは、1つのデバイスにセンサと通信機能を搭載し、可搬性が高く導入が簡単。温度情報はクラウドに保存され、専用のUIにてデータを可視化。PCやスマホから観測したデータとグラフ等が確認できる。SIMを搭載しているため、新たに通信環境を構築する必要はなく、別途Wi-Fiルータ等の準備も不要。

デバイスは「AC電源給電式」と「電池式」の2タイプを選択できる。電源を潤沢に確保できない農地でも電池式で利用可能。また過去の温度情報も閲覧可能。ユーザが指定するしきい値温度に達した場合に、通知メールを送信する。本サービスにより、ビニールハウス内の温度を遠隔で確認できるようになるため、温度確認にかかる作業時間を削減でき、突然の温度変化にも対応できるようになる。詳しくはこちら