2024年10月16日 19:33

日立チャネルソリューションズは、10月23日~25日までポートメッセなごやで開催される「第7回名古屋ロボデックス」に、汎用カメラとQRコードを活用した「物品自動探索システム」を参考出展する。

同社がこのたび出展するのは、オフィス内の資料、図書館などの施設の書籍、工場・倉庫・サービスなどさまざまな業界で使用される機材、備品などの物品管理を効率化するシステム。施設内の広い保管スペースにある数多くの物品の中から、汎用カメラを通してそれぞれの物品に貼り付けたQRコードを読み取り、探索対象の物品を自動で見つけ出すことができる。

特定の物品に対してライトを照射し、その位置を明示。そして、管理する物品の位置や移動履歴の追跡が可能で、物品の貸し出し・返却の確認にも利用できる。画像処理技術により補正することで、物品の置き方やサイズ、歪んで見えるQRコードにも対応する。本システムは現在開発中で、製品の機能や仕様については検証結果を踏まえて機能追加や利便性向上に取り組む予定。

本展示会では、サトー社のブースに、汎用カメラとQRコードを活用した物品探索システムを展示する。また、さまざまな利用シーンを想定し、複数の物品のなかから特定の物品を探し出すデモンストレーションを行う予定。日立チャネルソリューションズに関するWebサイトはこちら