2024年10月15日 09:30

AUTHENTIC JAPANは、同社が運営する、山や海での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」が、10月13日・14日に開催される「第32回ハセツネCup」の必携装備品として指定された。
「第32回ハセツネCup」は、1993年に開始した、奥多摩山域の71.5kmを走破するトレイルランニングレース。正式名称は「第32回日本山岳耐久レース(24時間以内)~長谷川恒男Cup」。日本トレイルランニングレースのパイオニアとして知られ、日本最高峰レースのひとつとして数えられる。
「ココヘリ」は会員に専用の電波を発信する発信機を貸与し、山岳遭難時に受信機を持った民間提携ヘリコプターを始めドローンや民間地上捜索隊を出動させ、発信機と受信機の「直接通信」を用いて登山者の位置を特定することで、捜索時間を大幅に短縮できるサービスだ。
ココヘリは今年度、「ハセツネCup」をはじめ10を超えるトレイルランニングレースで携行が義務化された。トレイルランニングは、登山よりもスピードが速いため、ランナーがいつの間にかレースコースから外れる可能性が高い。またコースが長距離かつランナーへの負荷も高いため、急な病気や怪我で動けなくなくなり、山岳遭難につながるといった不測の事態も想定される。こうした事態への備えとして、ココヘリの高い機能が評価された。