2024年10月10日 09:49

Ubieは、医療機関向け生成AIサービス「ユビーメディカルナビ 生成AI」において、ワークフロー機能・モバイルデバイス活用・API/DWH(Data Ware House)等による電子カルテ連携により、医療現場でのさらなる効率化を目指す大幅なアップデートを行う。

「ユビーメディカルナビ 生成AI」は、生成AIを活用し病院内の医療従事者が抱える業務課題を解決し支援するサービス。活用シーンは多岐にわたり、看護師の退院時看護サマリ作成業務の実証実験の実証実験では、作成時間が42.5%減少できたことが有意に確認されるなど、生成AIが院内全体の業務効率化に寄与する可能性が示されている。既に大学病院をはじめ急性期の大病院を中心に30以上の病院に導入され、コンサルタントが各病院での導入から活用支援を行う中で、「事務作業や診察業務以外のシーンでも積極的に活用したい」「より患者さんとしっかり向き合える業務環境を整備したい」という相談があった。こうした背景を受け、生成AIの活用シーンのさらなる拡大を目的に、複数の機能を追加するアップデートを行う。

アップデート内容は、複数の生成AI機能をワンステップで実行できる「ワークフロー機能」の追加(11月開始予定)、モバイルデバイス活用と音声実行機能の追加(年内開始予定)、電子カルテを始めとした院内の他サービスとのAPI/DWH連携(年内に順次提供開始予定)。

新機能は11月から順次導入予定。

「ユビーメディカルナビ 生成AI」サービスサイト