2024年10月09日 16:00

ナビタイムジャパンは10月9日より、スポーツイベント主催者向け「迂回ルート検索システム」を提供開始する。
「迂回ルート検索システム」は、路上マラソン大会等で発生する大規模な交通規制に対して、車の迂回ルート検索や、周辺地域への告知機能を、パッケージとして提供するサービス。イベント公式サイトや、ナビタイムジャパンの経路検索サービス「NAVITIME」Web版に、迂回ルート検索機能や告知バナーを表示できる。
紙のチラシに掲載されているものを、Webでも提供できるだけでなく、交通規制を回避するルート案内までを提供する。ユーザーは、対象となるエリアを検索すると、交通規制を回避した迂回ルートを自動で検索できる。リアルタイムの交通・渋滞情報も考慮したルート検索も可能。迂回ルートには、ナビタイムジャパンの経路検索を活用しているため、当日の交通状況に応じたリアルタイムの交通・渋滞情報を考慮し、自動で迂回ルートを提案する。
これまでも個別に開発を行っていたが、今回のパッケージ化により、低コストかつ迅速な導入が可能となった。このサービスにより、大会運営に関する事前の告知や迂回ルート案内が円滑になることで、来場者をはじめ、近隣住民、輸送事業者、観光目的で地域を訪れる人の不満を軽減。主催者の問い合わせ対応や、現場の交通整備スタッフの負荷軽減に貢献する。