ユニキャストは、日立駅直結の絶景天空カフェ「SEA BiRDS CAFE」にて、「MOTTETTE（もってって）」の実証実験を開始した。

飲食業界では、「人手不足」や「人件費の高騰」が深刻化し、配膳ロボットの導入が進んでいる。そうした中、ユニキャストは単なるロボット販売にとどまらず、独自のソフトウェアと組み合わせたシステムで利用者のニーズに応えるソリューションを提供している。

今回、SEA BiRDS CAFEとの協力により、スタッフの業務負担が大きい「下げ膳」に着目し、2週間の実証実験を実施する。本サービスでは、各テーブルに配置しているQRコードを、来店者のスマホで読み取る。来店者はQRコードで呼び出した画面から「ロボットを呼ぶ」をタップ。ロボットが当該テーブルまで来たら、来店者が食器をロボットに乗せる。ロボットのタブレットに表示された完了ボタンをタップするとロボットがキッチンに戻る。

本実証実験は、「MOTTETTE」による下げ膳作業の自動化で、スタッフの負担を大幅に軽減し、接客やおもてなしに専念できる環境を整えることが狙い。来店者の協力を得て、下げ膳作業の一部をロボットに任せ、スタッフが本来の接客業務に集中できる環境を提供。またスタッフがより来店者に寄り添ったサービスを提供し、飲食体験全体の満足度向上を目指す。

フィードバックを基に、「MOTTETTE」がどのように業務効率化を進め、さらなるサービス向上に寄与するかを検証していく。詳しくはこちら。