2024年08月07日 19:10

楽天グループは、楽天の子会社である楽天西友ネットスーパーを8月8日に「楽天マート株式会社」へ商号変更し、同社の運営する倉庫型ネットスーパー事業を「楽天マート」と改称して、9月25日より運営を開始する。
本サービスはこれまで「楽天西友ネットスーパー」として運営してきた。「楽天マート」へ改称後も、生鮮食品、乳製品、冷凍・冷蔵食品などの食品を中心に、そのほか日用品など日常生活に必要な商品を、最短で注文を受けた当日中に、ネットスーパー専用倉庫から届ける。「楽天西友ネットスーパー」のサイトやアプリを引き継ぎ、引き続き港北(神奈川県横浜市)、松戸(千葉県松戸市)、茨木(大阪府茨木市)にある倉庫を拠点として、首都圏、関西圏の約1200万世帯を対象にサービスを展開する。また、楽天ならではの強みを生かし、これまで以上に「楽天エコシステム(経済圏)」との連携を強めた商品を取り揃え、より一層便利で高品質なサービスの提供を図る。
本サービスの倉庫は、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯での徹底した食品鮮度管理に加え、高度に自動化された設備により、対象エリアにおいて1日約7万件の注文を出荷する能力を備えている。スーパーマーケット実店舗と比較し、より少ない陳列、在庫管理の工数で、より多くの消費者に対してサービスを提供することが可能だ。この特徴を生かし、専門店のようなきめ細かな品揃えと、大型店舗のような強い販売力を兼ね備えたサービス運営を目指す。
サービス開始日は9月25日。配達可能エリアは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、京都府。