2024年07月29日 09:03

おためし本舗試食屋は食品メーカーの事業拡大支援サービスの一環として、小売店等を運営する企業の商品仕入責任者と、商品の売り先を増やしたい企業の営業担当者を招き、取引創出に向けた商談会を6月初旬におためし本舗試食屋にて実施した。
試食屋は、食に特化した体験型ショールーミングサービス。商品の価値を最大限知ったうえで店舗やECで購入できる場を提供するプラットフォームとなる。
商談会では現在の市場における流通全般の情報共有。それをもとに小売店、商品、今後の展開についてを相互にディスカッションを行った。単純に取引になる・ならないという結果だけに留まらず、お互いに何を求めており、その実現に向けて何ができるかという具体的な会話までをすることによって、より今後の事業拡大につながる機会となることを目指している。
現在の食品業界のビジネスは製造するメーカーと販売をする小売店等が分かれており、「売りたいものを作る」メーカーと、「売れるものを売りたい」小売店等のニーズの不一致が多くなっている。1番重要なのは消費者が何を求めているかを知ることであり、「プロダクトアウトからマーケットインなものづくり」にシフトしていかなければならない。
試食屋では、オンラインではできない消費者と商品のリアルなタッチポイントづくりから、オンライン事業の強化のための送客導線づくり、送客後のECでの初回購買からLTV向上までのサポートをすることで、弱みであったEC事業を中長期的に拡大することを目指している。