2024年07月24日 15:48

R1 TECHNOLOGIESは、部品表を軸に製造工程を可視化し、製造現場の課題解決を支援するツール、「BOMIEL(ボミエル)」をリリースした。

製造業においては部品表を紙やエクセルで管理せざるを得ないケースが多く、現場にて製造がどこまで進んでいるのかを把握するのは非常に困難な課題だった。「BOMIEL」が提供する新しい部品表管理UIは、現場でスグに適用できる非常にシンプルな操作にて、この課題を解決する。

これを実現したのが独自に開発された部品トラッキングシステムだ。エクセル形式の部品表をアップロードすると、ツリー構造を解析して、システム上のデータベースに部品表データが登録される。これまで共有フォルダでファイルごとに管理していた部品表が、Web画面上で統一管理できるようになる。さらにキーワード検索や条件検索など、様々な検索方法に対応している。

部品表をアップロードして部品が登録されたら、システムに連携されているプリンターからQRコード付きのシールを発行。これが各種の工程を経る中で、部品を一意に特定するためのラベルになる。また、「QRコードを発行した」という事実が、供給部品や部品材料を受け入れたという実績になる。工程が進むたびに、専用のスマホアプリで部品のQRコードを読み取り。表示される工程の開始・終了ボタンをタップすると、実績が登録される。また、工程確認ボタンをタップすることで、その部品がどの工程まで進んでいるのか、次の工程が何なのかを確認することができる。

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