2024年04月05日 12:45

中日新聞社は、4月5日、生活圏情報アプリ「Lorcle(ロークル)」をローンチした。

「Lorcle」は地域で暮らす際に必要不可欠な、信頼度が高い生活圏の情報を発信するプラットフォーム。アプリ名は造語で、ローカル(Local・地域)とサークル(Circle・輪)を掛け合わせた。スマートフォンが幅広い年代層に急速に普及した2024年、人々はデジタルを通じて世界中のニュースや情報を手軽に収集することができるようになった。膨大な量の情報が発信される一方、地域に暮らす人々が必要とする「まちの情報」を、必要なタイミングで届けることが大きな課題と捉えた中日新聞社は、生活圏に寄り添った正確できめ細かな情報を発信するプラットフォームとして「Lorcle」を発案。自治体や事業者など様々な地域の関係者と連携し、今般のアプリローンチに至った。

「Lorcle」アプリローンチにあたって、フラーは企画・デザイン・開発とデジタルプロダクト開発における幅広い領域で中日新聞社に伴走支援した。今回の支援で特に意識したのは、「ユーザー視点」だ。地域の幅広い年代の人々がユーザーとなり得るアプリにおいて、積極的に利用してもらうために重要な視点を探るため、ユーザービリティに関するヒアリングを丁寧に実施。中日新聞を購読している人に違和感なく使ってもらえるよう、紙の新聞のデザインからより良いアプリのヒントを探ることも試みた。

4月現在のサービス対象は愛知県、岐阜県、三重県(一部対象外の市町村あり)。

生活圏情報アプリ「Lorcle」公式ウェブサイト