2024年04月02日 19:00

日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、「暑さへの備え」コンテンツを、プロジェクト公式サイトにて4月2日に公開する。
「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、熱中症にかかる人を減らし、亡くなってしまう人をゼロにすることを目指して、日本気象協会が推進するプロジェクト。2013年夏のプロジェクト発足以来、熱中症の発生に大きな影響を与える気象情報の発信を核に、熱中症に関する正しい知識と対策をより多くの人に知ってもらう活動を展開してきた。活動12年目となる2024年は「地球沸騰化時代の熱中症対策」をテーマに、熱中症の予防啓発活動を実践する。
「熱中症ゼロへ」プロジェクトは、2024年シーズンの活動を4月から開始。活動開始にあわせ、本格的な夏を迎える前から体・行動ともに暑さに備え、熱中症に対する防災意識を高めてもらうことを目的に「暑さへの備え」コンテンツを公開する。台風や大雨等と同じように、熱中症も一つの気象災害であると認識して防災意識を高め、暑さに備えることが今まで以上に必要だ。
「暑さへの備え」としては、まずは自分のいる環境や熱中症に関する知識を積極的に集める。また暑さ対策グッズや、いざという時に備えて応急処置のアイテムも一式揃えておくと安心だ。普段の外出の持ち物に加えたり、災害時の非常用持ち出し袋に追加したり、夏場や暑い日ならではの対策セットを小分けに作っておくこともおすすめ。エアコンは、必要なタイミングで「すぐに」「効率的に」使えるよう、事前の点検も忘れないようにしたい。