2024年03月14日 12:33

インベナジー・ウインドは、同社にとって初の陸上風力発電所である「留寿都風力発電所」について、3月14日より商業運転を開始した。

インベナジーはエネルギーにおけるイノベーションを推進している。アメリカ大陸、ヨーロッパ、アジアにおいて、大規模な再生可能エネルギーおよびクリーンエネルギー発電・貯蔵施設を開発。シカゴに本社を置き、米国、カナダ、メキシコ、スペイン、日本、ポーランド、スコットランドに支社がある。

「留寿都風力発電所」は北海道札幌から南西約60kmの虻田郡留寿都村に位置している。このプロジェクトは標高800mの地点にあり、豪雪を含む地理的・気象的な厳しい条件に直面しながらも、この地域の再生可能エネルギー発電能力の最大化に成功した。1基あたりの出力が4.2メガワット(MW)である米国GE Vernova社製の最新大型風車15基で構成され、総出力63メガワットの風力発電所だ。年間6万4000トンの炭素排出を削減すると同時に、北海道の一般家庭約3万5000世帯分の電力を賄うことができる。

インベナジーは、10年以上にわたり日本で事業を展開し、太陽光発電プロジェクトのポートフォリオの開発に注力してきた。留寿都風力発電所は、インベナジーの日本における初の陸上風力発電プロジェクトであり、日本のクリーンエネルギー目標を支援するという同社のコミットメントの証だ。2023年、インベナジーは、日本の事業を率いる大屋昌之さんを迎え、国内のリーダーシップ・チームを拡大し、さらなる風力プロジェクトのパイプラインの開発を進めていく。

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