2024年02月16日 15:28

昭文社ホールディングスと昭文社は、首都圏の地震対策に特化したロングセラー地図「帰宅支援マップ 首都圏版」の最新版を、2月16日より発売する。
日本全国、どの地域でも大きな地震が起こり得ることは近年の地震傾向を見ても明らかだ。とりわけ首都圏では、直下型地震の可能性が年々高まっている、とされている。日頃から、外出先、勤務先、通勤通学途上など、さまざまな状況で地震が発生することを想定し、周辺の滞在・支援施設までどのように安全に移動し、一時待機後どのルートで帰宅すべきかを把握しておく、などの準備を事前に整えることが今、求められている。
本地図は首都圏で大地震が起こることを想定し、都心の主要エリアを全て1:1万5000の統一縮尺で収録。見やすく詳細な地図で勤務先や外出先、通勤通学経路上から一時滞在施設や帰宅支援ルート起点までの移動に最適だ。さらに東京都選定の帰宅支援対象道路や、隣接する県の緊急輸送路を中心に、13の帰宅支援ルートを収録。全ルートについて丁寧な実踏調査を重ね、一時待機後に「歩いて帰宅する」ことを想定した情報収集を行っている。
掲載内容面では、地球科学のエキスパートである応用地質の協力のもと、震災時における主要道路の安全性を3段階の歩行困難度で表示。さらに、独自の実踏調査で確認した危険箇所や、休憩場所も併せて掲載。その他、水・トイレ・情報などを提供する帰宅支援ステーションなどの施設も見やすく表示している。
定価は1210円(税込)。発売日は2月16日。販売は、全国の主要書店、オンラインストア。